「小屋火打ち金物」が「羽子板ボルト」と干渉

【新築住宅、名古屋市内】新築住宅診断事例

「小屋火打ち」が「羽子板ボルト」と干渉

「小屋火打ち」が「羽子板ボルト」と干渉

木造の住宅で使われる、金物(かなもの)のお話しです。

金物(かなもの)は、建物の構造的な強度を補強するパーツです。

名古屋市内の新築住宅を診断した際の状況です。

「小屋火打ち金物」と「羽子板ボルト」とが干渉する位置に設置されていて、「小屋火打ち金物」の釘が適正に施工されていません。

これでは、特に「小屋火打ち金物」が十分な強度を発揮できません。

なぜこのような状態になっているのか。。

それぞれの金物(かなもの)がどういう理屈で、建物を補強するのか。

わかって施工されているのかどうなのか(^^;

現場監督にも確認する必要があります。

ちなみに、柱頂部のV字金物も適正な施工になっていません(^^;

こちらも十分な強度を発揮できないと思われます。

プロだからすべてをおまかせすれば安心というわけにはいかないと考えておきましょう。

一般の方が見ても、見る人がみれば「これで大丈夫なのか」とわかる不具合の事例です。